【カーネクスト侍ジャパンシリーズ】欧州代表0-2日本(3月7日/京セラドーム大阪)
個性的なオーバースローも全てはスピードと落差のためだ。侍ジャパンの3番手として登板した松山晋也投手(中日)が打者3人に対して11球を投げ、無安打無失点1奪三振と好投。体を傾けつつ、右腕をほぼ真っ直ぐ振り下ろすような“超オーバースロー”から150キロ超のストレートに落差鋭いフォークで、欧州打線を翻弄した。
【映像】松山“超オーバースロー”からのフォークが急激落下の瞬間
松山は2022年秋のドラフト会議で育成1位の指名を受けて中日入り。昨年6月に支配下登録されると、中継ぎとして機能し36試合に登板し1勝1敗17ホールド、防御率1,27と活躍した。育成指名から2年足らずで侍ジャパンに大抜擢。国際大会でも中継ぎとしてのフル稼働が期待される23歳だ。
自身が登板する前に大学生2投手が完璧な内容で好投したのを目の当たりにすると、刺激を受けたのか、マウンド上でエンジン全開。ストレートは自己最速タイとなる156キロをマークすると、140キロ台半ばのフォークは、独特なオーバースローもあり、急激に真っ直ぐ落ちるように変化。欧州打線を全く寄せ付けなかった。
個性的ながら力感溢れるフォームと速いストレート、落ちまくるフォークにファンからは「投げ方癖つっよw」「背負投げみたい」「フォームすげぇな」「あんな投げ方でスピード凄い」と、楽しむコメントが多数見られていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)