【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース-レッズ(3月8日・日本時間9日/グレンデール)
ベンチに戻る際のちょっと悔しそうな表情が印象的だった。ドジャースの大谷翔平投手はこの日、レッズとのスプリングトレーニングに「2番・DH」で2試合ぶりに先発出場。第1打席はレフトフライに倒れたが、一塁ベンチに戻る際、右腕でスイングの軌道を確認。シーズン開幕後の爆発を予感させるジェスチャーを見せた。
ドジャース世界一のキーマンとして迎えられた今季の大谷はキャンプ中から話題の主役となり、チームメイトとなったベッツ内野手、フリーマン内野手と組むMVPトリオの上位打線は早くも他球団からの脅威に。そうして迎えたレッズとのスプリングトレーニングで2試合ぶりのスタメン出場を果たすと、1回裏、1死走者なしという場面で第1打席がやってきた。
この日大谷が対戦したのはレッズの先発・マルティネス投手。これまでメジャー通算2打数ノーヒットと抑え込まれている相手だったが、大谷はマルティネスが2球目に投じたスプリットを見極めてボールにするなど、冷静に対応する様子が見られた。
そしてカウント1-1からマルティネスが投じた3球目、真ん中に入ってきたボールを大谷は叩いた。
高く上がった打球はあわや本塁打かと思われるほどの一打となったが、レフトへとフラフラと伸びていったが、いつものような勢いはなくそのままレフトのグラブへ収まりアウト。記録はレフトフライとなったが、フェンススレスレまで伸びるという大谷のパワーを感じる打席となった。
アウトになり、ベンチに戻る際に大谷はその当たりに不満があったのか、右腕でスイングして再度軌道を確認。手術明けで順調にリハビリをこなしているとはいえ、まだまだ本来の力を出せなかったのか、スイングを確認してベンチへ戻ったが、シーズン開幕後には完璧に打球を捕らえた大谷のスイングが見られる予感のする打席となった。
なお、試合は5回表の攻撃終了時に雨による一時中断。天候の回復を待ったが、約8分の中断ののちに中止となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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