ドジャースのウィル・スミスも“名演技”ほぼボール球をストライクにする絶品フレーミング大谷・山本に強い味方

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース7－1レンジャーズ（3月9日・日本時間10日／グレンデール）

　この妙技は日本人投手にも大きな助けになりそうだ。大谷翔平投手が所属するドジャースはこの日、レンジャーズとのスプリングトレーニングを行った。この試合ではハリウッドの名優と同姓同名のドジャース捕手、ウィル・スミスがほぼボール球をストライクにするフレーミングを披露。相手打者を見事見逃し三振に取り、現地グレンデールの観客を沸かせた。

【映像】名演！ボールをストライクにするスミスのフレーミングシーン

　初回、1死二塁の場面で打席にはドミニカ出身の好打者・デュラン。ドジャース先発右腕・グローブはカウント2-2と追い込んだ後に真ん中低めへ落ちる変化球を投じた。これに対してスミスはクイッとキャッチャーミットを上げる、“フレーミング”を行った。コースはボール球だったが、主審は勢い良くストライクのコール、デュランは見逃し三振となった。

　自信を持って見逃した球がストライクとなったデュランはしばし呆然。頭を振ってダグアウトへ引き上げるしかなかった。現地の観客は大拍手でこれを称えた。今季は登板しないものの大谷、そして今季メジャーデビューとなる山本由伸投手もこのスミスとバッテリーを組む。女房役の“名演技”が彼らを助ける場面も見られそうだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）