【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース12-1ダイヤモンドバックス(3月10日・日本時間11日/グレンデール)
納得いかずともまだ開幕前、“見極めの最中”といったところか。ドジャースの大谷翔平投手がスプリングトレーニングのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。1回の第1打席で見逃し三振に倒れた際、少し考えるように首をかしげる場面があった。
ドジャースは1回、ベッツがヒットで出塁し、無死1塁で大谷が第1打席を迎えた。大谷は内角に来た初球にスイングを取られ、外角低めの2球目を空振りすると、カウント0-2から投じられた外角高めのボールをキャッチャーミットに収まるまでじっくり見送った。しかし球審のコールはストライク。大谷は“ストライクかぁ”とでも言いたげに一瞬天を仰ぐと、バッターボックスを後にしながら少し首を振るような仕草を見せた。
この試合も含め大谷はオープン戦6試合で15打数8安打1本塁打で打率.533と好調をキープしているが、強引に打ちに行くというよりはしっかりとボールを見ているような打席も多い。開幕までに50打席必要と話す通り、今はまだ調整段階なのだろう。それでもきっちり結果も出しているところがこの男の凄いところではある。
ファンも大谷の三振に「大谷さん見逃しで三球三振、こんなこともあるさ」とあまり気にしていないよう。それ以上に続くフリーマンの2ランで「大谷が打たなくても初回に2点入る打線 最高すぎる」「大谷さん三振してもフリーマンがホームラン すごい打線だ」と打線の厚みに頼もしさを感じる声が多く見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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