ドジャース大谷翔平投手が10年総額7億ドル(1050億円)という超大型契約を結んで話題になったが、やはりメジャーリーグはいろいろとケタが違う。MLB識者によれば、マスコットであっても年俸1億円を超える人気者もいるという。
メジャー30球団のうち、マスコットがいないのは3球団だけ。その他のチームにはグラウンド、スタンドとあちこちに出没してファンを楽しませるマスコットがいる。キャラクターの着ぐるみが動き回る、という域ではなく、完全に人気キャラクターとして認知されている。
メジャーで最も有名だったのが、かつてパドレスのマスコットだったサンディエゴ・チキン。ほぼ毎試合駆けつけたフリーランスのマスコットで、35年以上に渡って1万7000以上ものイベントに出演したという。
AKI猪瀬氏によれば「単体で年俸1億円以上の人気者」とのこと。この系譜を継いでいるのがフィリーズのファナティックで、昨シーズンにエンゼルスに所属していた大谷とフィリーズが対戦した際、毎試合のように大谷にちょっかいを出したことで日本でも一気に認知度を上げた。
AKI猪瀬氏、ファナティックについて「中(の人)どうこうは禁句」とした上で、毎年オールスターゲーム時に開催される「マスコット会議」を紹介。「別室が用意されていて、一同に介して僕たちの待遇が悪いとか、僕たちのギャランティはどう上がるか、ファンサービスをどうするか」を話し合って、球団に持ち帰って伝えるのだという。
日本でもヤクルトの「つば九郎」中日の「ドアラ」などが人気マスコットとして有名。つば九郎はオフの契約時で保留するのも“お約束”になっている。
(ABEMA「FAN FUN MLB」)
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