【MLB】ドジャース11-15パドレス（3月21日／ソウル）
ドジャースのベッツがショートの守備でさすがのプレーを見せ、スタジアムのファンを魅了した。
【映像】驚異の握り替えスピード！ベッツが見せた美的ダブルプレー
ドジャースが6-10と4点ビハインドの5回表、1死一、二塁の場面。パドレスのマチャドが放った打球はショートを守るベッツのほぼ正面へと転がっていく。なんなく捌いたベッツは、すぐさまセカンドへ送球。セカンドのラックスもすぐさまファーストへ転送し6-4-3のゲッツーを完成させた。スタジアムからは大きな歓声があがる。
映像で見るとベッツの捕球からの握りかえが凄まじく速い。打者走者のマチャドが俊足ではないこともあるが、余裕を持ってのアウトとなった。まさに美的レベルの高いゲッツーと言える。
ベッツがメジャーのキャリアでショートを守ったのは昨シーズンの16試合だけ。振り返ってみるとWBCの決勝でも米国代表のライトを守っていた。チーム事情でショートにコンバートされたわけだが、経験が浅くても素晴らしいプレーをしてみせたのはセンスの塊たる所以だろう。
WBC決勝の前に大谷翔平投手が、チームメートに向かって「憧れるのやめましょう」の声掛けを行った。そのなかでベッツもトラウトらと共に名前が挙げられていたが、こういうプレー見ると憧れてしまう選手がいても無理はないと思えてくる。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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