追い詰められたケモノは怖いぞ！ しなやかなる剛腕雀士・猿川真寿、ゴング直前の逆転アッパーでトップ「最高の結果になった」／麻雀・Mリーグ

　徳俵に足がかかろうとも、ケモノの目つきは変わらない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」3月21日の第1試合はBEAST Japanext・猿川真寿（連盟）がオーラスにツモアガリを決め、セガサミーフェニックス・魚谷侑未（連盟）をマクりトップ。試合後は淡々としていたものの、その目はしっかりと上位を見据え燃えていた。
【映像】オーラス猿川vs本田の役満テンパイの結末
　この試合は東家から赤坂ドリブンズ・浅見真紀（最高位戦）、TEAM雷電・本田朋広（連盟）、猿川、魚谷の並びで始まった。猿川は東1局、リーチ・一発・平和の3900点を浅見からアガって先制。残りの試合をほぼ全勝することが条件の本田、魚谷も負けてはいない。その後は一進一退の攻防が続いた。南1局1本場は浅見が魚谷の仕掛けに満貫を放銃、一歩抜け出されてしまう。