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【映像】39歳力士の死闘に館内の空気が変わる瞬間

大相撲三月場所>◇十四日目◇23日◇大阪・エディオンアリーナ

 39歳の大ベテラン、前頭七枚目・玉鷲(片男波)が、23歳の前頭十四枚目・北の若(八角)を熱戦の末に制したが、勝った玉鷲が精根尽きたか、思わず倒れ込んでしまうシーンがあった。解説を務めた元NHKの藤井康生アナウンサーは「全てをかけて取ってやろうという様な、そんな相撲でした」と、ベテランの姿を称えた。

【映像】39歳力士の死闘に館内の空気が変わる瞬間

 玉鷲と北の若の相撲は張り手が飛び出るなど、激しい相撲となった。両力士とも気迫に溢れていたが、最後は玉鷲が北の若を押し出した。玉鷲は6勝目、北の若は11敗目を喫した。

 勝利した玉鷲だったが、自らを支える力が残っていなかったのか、土俵下に飛び出し、そのまま少しの間、項垂れた。館内が大きく沸く中、藤井アナは「すごい39歳。これは今日1番の拍手です。気迫が十分に伝わってきました」と伝えた。

 同じく放送席に座った元横綱・若乃花の花田虎上氏は「必死ですよね、玉鷲。怪我をしてなければ、もうちょっと緻密な相撲を取るんですが、雑ですよね。体がいっぱいいっぱいなんですね。多分足だと思うんですけど」「正直に言えば、もうちょっと楽に勝てる相手だと思うんですよね」と、玉鷲がいつもの相撲とは異なっていたことを指摘していた。
ABEMA/大相撲チャンネル)

【映像】39歳力士の死闘に館内の空気が変わる瞬間
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「ちょっとびっくりしてる?」大関撃破した力士の一瞬の表情に視聴者注目「どうしちゃったんですかね」

満身創痍の39歳大ベテラン力士が23歳の若武者に“全てをかけて”勝利した瞬間に拍手喝采「気迫が十分に伝わってきました」名物実況アナが称賛