大谷翔平、13打席ノーヒットで本拠地開幕戦へ実戦ラストは2三振で途中交代打率.393、2本塁打でオープン戦を終えるチームはサヨナラ負け

【映像】凱旋の大谷翔平に古巣エ軍が用意した「特別映像」

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【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース3‐4エンゼルス（３月26日・日本時間27日／ロサンゼルス）　

ドジャースの大谷翔平投手が「2番DH」で米国での開幕戦を2日後に控えた最後の実戦に先発出場したが、2打席連続三振で途中交代。ドジャースはエンゼルスを相手にサヨナラ負けを喫した。

【映像】大谷翔平の凱旋を祝った「特別な」映像

昨季までプレーしたエンゼルス・スタジアムへの凱旋試合となったこの試合。初回、大谷が打席に立つ際にはスタジアムのビジョンにエンゼルス時代の大谷の映像が流れるサプライズ演出があり、大谷も打席を外してファンの大歓声に応える一幕があった。しかし、打席ではエンゼルス先発・シルセスのストレートに空振り三振に倒れる。

4回1死で迎えた第2打席は初回とはうって変わってスタンドからブーイングも聞こえる"メジャー流の歓迎"を受けた大谷は、この打席もシルセスの内角低めに落ちる変化球にバットが空を切り、2打席連続で空振り三振。大谷はこの打席限りでベンチに下がり、本拠地開幕前ラスト実戦は2打数0安打2三振の結果に終わった。

試合はドジャース先発のパクストンが立ち上がりから乱れ、2回までにエンゼルスに3点を奪われる苦しい展開。それでもドジャースは4回表にフリーマン、スミスの連続本塁打、6回表にラックスのソロアーチと3本の本塁打で同点に追いついたが、9回に勝ち越されサヨナラ負けを喫した。

すでに韓国シリーズでシーズン開幕を迎えているドジャースだが、現地時間28日の本拠地開幕戦を前に、スプリングトレーニングを完走。大谷は開幕2戦を終えて10打数3安打2打点1盗塁、打率.300を記録しているがオープン戦はこれで28打数11安打9打点2本塁打、打率.393。13打席連続ノーヒットでオープン戦を終えた。

グラウンド外での"喧騒"も完全には収まっていないが、ドジャース、大谷翔平は2日後、本拠地ドジャースタジアムでのカージナルス戦で"二度目の開幕"を迎えることになる。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）