3月20日に韓国・高尺スカイドームで行われたサンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースの開幕戦で、ドジャースの大谷翔平が、パドレスのダルビッシュ有から放った“規格外の特大ファウル”について、元・MLBプレーヤーの川﨑宗則氏が言及した。
3月24日にABEMAで放送された『ABEMAスポーツタイム』では、3月20日に韓国・高尺スカイドームで行われたサンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースの開幕戦で実現したダルビッシュvs大谷の対決を、掘り下げる形で紹介することとなったが、その際に大谷がヒットを放った第2打席の、パドレスバッテリーの配球について解説することとなった川﨑氏は、大谷が特大ファウルを放った3球目について、「インコース、カット（ボール）、投げました。もう狙い通りです。」と、あくまでダルビッシュの“計算どおり”であったと解説。しかし、その飛距離と打球速度については“想定外”であったようで、「身体を巧くたたんで、ガーンとあの打球。観ました？屋根に突き刺さるやつ。ダルビッシュ投手からしたら投げたところなんですよ。それでファウルでオッケーなんです。ただあの打球の速度が190km/hなんです。エゲつない打球の速さなんです。打球の速さが速いとはダルビッシュもわかっていたけど、15メートル目の前で、ここをヒュンって行ったんですよ。もうそれで、有君わかっているけど、“あ、ちょっとこれ、本気で甘く行ったらヤベぇな”って」と、事前のイメージをさらに上回る速度と飛距離の打球を目の当たりにしたことで、ダルビッシュがより警戒しはじめたと解説した。
（ABEMA『ABEMAスポーツタイム』）
