【MLB】ドジャース5-6カージナルス(3月30日・日本時間31日/ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手が、本拠地でのメジャー初勝利に向けて登板。初回に三者連続奪三振と最高の立ち上がりを見せた。なかでも2022年のナ・リーグMVPに輝いた強打者であるゴールドシュミットへのスプリットはエゲツない落ち方(落差約81センチ)で、ファンも騒然となった。
韓国でのMLB初登板は1回5失点と悔しい内容に終わったが、この日は違った。先頭のドノバンをカーブで見逃し三振に打ち取ると、2番のゴールドシュミットもストレートとカットボールの2球で追い込む。しかし相手もMLB屈指の強打者。3球目、4球目とスプリットを見極められカウントは2-2。そこからカーブ、ストレートと2球ファウルで粘られてしまう。
ここでドジャースバッテリーが選択したのは、見極められていたスプリット。外角低めに鋭く落ちた勝負球にゴールドシュミットのバットは大きく空を切った。バットとボールの位置が全く違う驚きのキレ。MLB公式データサイト「baseballsavant」によれば、その落差は32インチ(約81.28センチ)だった。ゴールドシュミットは驚いた様子で、首を数回横に振りながらベンチへと下がっていった。
この奪三振にABEMAのファンも「えぐい落ち」「ゴールディにこれはすごい」「スプリットええ所に決まってるな」「ナイスコース」「このスプリットはマジで打てない」「スプリット落ちてるわ」と騒然となった。
山本は続く3番のゴーマンも空振り三振に切ってとり、三者連続奪三振で1回を終えた。韓国での登板はなんだったのか…と思わせるような快投ぶり。この日は雨天中断の影響もあり、5回を投げ5奪三振無失点。リリーフが同点、勝ち越しを許して山本のメジャー初勝利はおあずけとなったが、日本でもみせた奪三振ショーがいよいよアメリカでもみられるかもしれない。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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