【MLB】ドジャース-ジャイアンツ(4月1日・日本時間2日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したジャイアンツ戦で、開幕から絶好調の1番ベッツがいきなり左中間フェンス直撃のスリーベースを放った。相手外野手が転がる打球を追いかける間にベッツは激走。悠々三塁を陥れると、本拠地ドジャースタジアムは早くも興奮のるつぼと化した。
今季から大谷が加入したドジャースといえば、大谷含む3人のMVP経験者が並ぶ強力な1~3番がウリだが、なかでも1番のベッツが絶好調だ。開幕6試合を終え打率5割、さらに4試合連続4本塁打と昨季キャリアハイの39本を放った長打力も見せつけている。この日も1回、ドジャースの切り込み隊長として打席に入ると、2ストライクと追い込まれるも5球目の内角低めのスプリットをうまくすくい上げ、大きなあたりを左中間へ。打球はダイレクトにフェンスに当たり、クッションボールが野手のいない方向に転がったのを見てベッツは一気に加速する。ボールが内野に戻る頃には余裕をもって三塁に達し、スタンディングトリプルとした。
あと少しでホームランという打球に球場は大歓声に包まれると、ボールが転がる間にギアを緩めることなく全力疾走するベッツにも大歓声が送られる。初回ノーアウトということでベッツも無理はしなかったが、走塁でもあと少しでランニングホームランという見せ場を作り、本拠地の観客は大喜びだった。勝負強いリードオフマンに、ネット上にも「ベッツえぐい」「頼りになりすぎる」といった声が上がっている。
このあとベッツは大谷のセカンドゴロの間にホームイン。ドジャースが先制点を挙げるとともに、大谷も打点を記録している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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