【MLB】ドジャース5-4ジャイアンツ(4月2日・日本時間3日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。1四球で出塁したものの3打数無安打と快音は聞かれず、4試合ぶりのノーヒットに終わった。これで大谷は開幕から8試合37打席ホームランなしと自己ワーストを更新したが、ベッツ・フリーマンら他の主軸が好調のドジャースは5-4で勝利。開幕から8試合すべてで5得点以上という球団初の快進撃で6勝2敗としてナ・リーグ西地区首位をキープした。
大谷は無死一塁で迎えた第1打席、ジャイアンツ先発のウェブの前に見逃し三振。カウント3-0からフルカウントにされると、最後は低めに素晴らしいスライダーを決められ手を出すことができなかった。ベッツに同点ホームランが出た直後の第2打席は、2球目をセンターへ。2者連発かと期待したファンから歓声が上がるが、伸びが足りずセンターフライに終わる。
第3打席はストレートの四球を選んで出塁。2死一、二塁とチャンスで回ってきた第4打席は初球を打ってセカンドゴロに倒れてしまう。結局大谷は3打数無安打1四球で、この日も待望の“移籍1号”はおあずけとなった。
試合は1回にベッツがヒットで出塁すると大谷の三振の間に盗塁。3番フリーマンのタイムリーでドジャースが1点を先制する。逆転された直後の3回、ベッツが今度はレフトスタンドに飛び込む同点ソロを放つと、4回に3点を取ってドジャースが勝ち越しに成功。ジャイアンツも小刻みに点を重ね追い上げるが、ドジャースが継投でこれをかわし3連勝。ドジャースはこれで球団初となる開幕から8試合すべてで5得点以上となった。
ヒットこそ出なかったが、前日、今日と大谷らしい「センターから左方向への大きな当たり」が出ているのも事実。明日こそ大谷の鬱憤を晴らすような1発に期待したい。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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