【MLB】ツインズ2−4ドジャース(4月8日・日本時間9日/ミネアポリス)
ドジャースの大谷翔平投手がツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第4打席で元広島のジャクソンから第3号ソロを放った。追い込みながら最後はレフトへ力で持っていかれたジャクソンは、呆然と打球の行方を目で追いながらガクリと肩を落とした。
2-2と同点で迎えた7回、ツインズは3番手に右腕ジャクソンが登板した。ジャクソンは16〜18年にNPBの広島東洋カープでセットアッパーとして活躍した投手。3年間で175試合に登板し、10勝8敗2セーブ92ホールド、防御率2.10で広島のリーグ3連覇に貢献した右腕だ。しかしこの場面、ジャクソンはアウトマンに勝ち越しのソロを許すと、2死走者なしで打席に大谷を迎えた。
ジャクソンは大谷に対しインコース中心の攻めを見せたあと、4球目のスライダーが甘く入る。これに大谷は“待ってました”とばかりフルスイングすると、打球はレフトの頭上を越え、左中間スタンドギリギリに飛び込む3号ソロとなった。
打たれた瞬間、ジャクソンはすぐさま後ろを振り返ると、高く上がった打球を探すように上を見上げた。そしてそれがホームランになるであろうことを悟ったのか、呆然とした表情を見せていた。
日本のファンは大谷のこの日3安打目となる1発に沸いたが、同時に打たれたのが元広島の投手だったことにも反応。「広島のジャクソンじゃね?」「よく見たら元広島のジャクソンだった」といった声が上がったほか、2016年の日本シリーズでジャクソン擁する広島と大谷擁する日本ハムが対戦していることに触れ「2016の日シリ思い出すわ」と言及するコアなファンも見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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