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【映像】山本由伸の魔球が引き起こした珍事件

【MLB】ドジャース7-8パドレス(4月12日・日本時間13日/ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手が、パドレス戦に先発出場。初回、メジャー強打者に投じた自慢のカーブが曲がりすぎて、相手打者が仰け反る珍事が発生。打者が大きく仰け反るほどの切れ味鋭い変化球に、解説を務めた糸井嘉男氏がたまらずツッコミを入れた。

【映像】山本由伸の魔球が引き起こした珍事件

 メジャー4度目のマウンドに上がった山本の対戦相手は、3月21日に行われたソウルシリーズで1回に5失点を喫してKO負けを喫したパドレスだ。メジャーの厳しさを思い知らされた相手だけに、山本にとってはリベンジを果たすべく気合い充分の登板だった。

 アメリカに戻って来てからの2試合は、精度抜群のストレートと緩急ある変化球で名だたるメジャーリーが抑え、現在10イニング連続で無失点。復調してきた要因は、米メディアから賞賛されているエリートのカーブだろう。

 前回のカブス戦でのカーブは、回転率は2740、縦の動き(約160センチ)、横の動き(約33センチ)と揺れながら大きく落ちる通称"ヨーヨーカーブ"を有効に使っていた。  この試合ではじめてのヨーヨーカーブ"は、先頭打者・ボガーツに投じた3球目。ボガーツはタイミングを取っていたように見えたが、アウトコースから急激にストライクゾーンに入ってくる魔球にまったく手が出ず。あまりの変化量にボガーツは仰け反りながら見送るしかなかった。

 このカーブは、MLB公式データサイト『Baseball Savant』によると落差65インチ(164センチ)、横への変化は15インチ(38センチ)と大きく落ちて大きく曲がるまさに魔球と呼べる変化をしていた。

 “ヨーヨーカーブ"を見たABEMA解説を務めた糸井嘉男氏と川崎宗則氏は、ともに「避けたね」とボガーツの対応に注目。自身に向かって飛んでくるような軌道から鋭く曲がって落ちる軌道に手も足も出なかったところを指摘した。

 さらにABEMA視聴者からも「まじでこのカーブえぐいって」「これ誰が打てるん!」「首上がっちゃうんだよなー」など、メジャーでナンバー1のカーブに驚愕する声が寄せられた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】山本由伸の魔球が引き起こした珍事件
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