【MLB】ドジャース5-2パドレス(4月14日・日本時間15日/ロサンゼルス)
投げたボールがどこに行くか、それはボールに聞くしかない。ドジャースの大谷翔平が「2番・DH」で先発出場したこの試合。パドレス先発投手の投げるナックルボールにドジャースのパワーヒッターも空振り三振。捕手はキャッチに苦労した。
【映像】キャッチャーも大変!行き先不明で曲がるナックルの軌道
1回裏、ドジャースの攻撃。大谷が四球で出塁し1死一塁。打席にはフリーマンが入った。パドレス先発は右腕・ウォルドマン。大きく揺れて、どこに行くかわからないナックルボールが武器だ。この打席、0-2とフリーマンは追い込まれ、その後は内角、外角と続いて大きなボール球。並行カウント2-2から最後は内角へ沈むボール球を振らされ、空振り三振となった。
空振りは取れたものの、ナックルボールの暴れ方はベテラン捕手のヒガシオカもミットからボールをこぼしてしまうほど。視聴者もこの変化球には「キャッチングもむずいよね」「ナックルボールやべええええ!」「めっちゃおちる」「ナックル軌道わからん」と次々に驚きの声を寄せた。フリーマンは2020年にナ・リーグのシーズンMVPに輝いたスター選手だが、この魔球には苦戦。その後の2度の打席も、共に外野フライに打ち取られていた。
ナックルボールを受け止める捕手について解説の長谷川滋利氏は「キャッチャーが本当、大変なんですよ!僕らの時代はナックルボールしか投げないピッチャーだったので、大きいミットを使っていました。でも今はまっすぐも早いので、ペラペラなミットは使えない」と説明。高速フォーシームとナックルの配球でリードするため、ナックルボール専用のミットを使うわけにもいかないヒガシオカの苦労に寄り添っていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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