【MLB】ドジャース 0ー2 ナショナルズ(4月17日・日本時間18日/ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手らしい律儀な一面が垣間見えた瞬間だった。第1打席に向かう大谷は、バッターボックスに入る前にじっと相手の監督を凝視。目が合うと挨拶をしてから打席に立った。
ドジャースが0-2と2点ビハインドで迎えた1回裏、先頭のベッツが倒れ「2番・DH」で出場している大谷は、ネクストバッターズサークルから打席へと向かっていく。しかしすぐに打席に入らずナショナルズ側の一塁ベンチを見つめていた。しばらくするとヘルメットのつばに手をやり、軽く会釈。挨拶を終えてから打席に入った。
画面では誰に挨拶をしたのか定かではなかったが、実況MCのDJケチャップ氏は「大谷は一塁側のベンチをずっと監督がこっちを見てくれるまで待っていて挨拶してから打席ですね」と実況。挨拶の相手がデーブ・マルティネス監督だったと伝えた。
マルティネス監督と大谷は同じユニフォームでプレーしたことはないが、解説のAKI猪瀬氏によると「直接関係性はないですけど、大谷の恩師のひとりでもあるジョー・マドン元監督の愛弟子がマルティネスですからね」と説明した。エンゼルス時代の恩師の愛弟子にまでしっかりと挨拶したようだ。
大谷は普段のゴミ拾いなど、律儀であることは広く知られている。打席に入る前にわざわざ直接の関係性がない敵将に挨拶することもその一面なのかもしれない。挨拶で徳を積んだご利益なのか、この打席で大谷はヒットを放つなどこの試合3安打猛打賞。チームが完封負けを喫する中で、孤軍奮闘した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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