ドジャース大谷翔平投手が、また一つ上のレベルで打ちまくっている。前日の試合を終えた時点で、21試合を消化し打率.360。もともとアベレージを残す打ち方ではなく、溢れるパワーでフルスイングしてきたタイプだが、メジャートップタイの31安打で早くも自身初の首位打者やイチロー以来の最多安打を期待する声も出るほどだ。自己ワーストとなる開幕から40打席ノーアーチという出だしから、急に何が変わったのか。データで見ると、待望の「移籍1号」から打球の質がまるで変わっていた。