今やその一挙手一投足が世界中の野球ファンから注目されているドジャース大谷翔平投手。今季は右肘手術明けの影響もあり打者に専念しているが、打席や塁上、ベンチ内での様子が中継映像に入れば、瞬く間にファンの話題になっている。その中の一つとして「あざとかわいい」仕草になっているのが、出塁直後に見せている“防具ぱくっ”だ。
大谷は打撃に入る際、投球から右肘付近・右手付近を守るガード、自打球から右足のつま先を守るガードをつけている。100マイル(約161キロ)前後の速球で胸元をえぐられることも多い大谷だけに、来季は投手として無事に復帰するためにも、右肘のガードは必要不可欠。またつま先についてはボールを引き付けて打つ分、自打球も多いため、これから守るためのものだ。
四球で歩く際には、打席を離れて防具を外しボールボーイに手渡すが、打者走者として塁に到達した際には、次のプレーに備えてすぐに2つを外さなくてはいけない。この際、大谷はまず右手のガードを左手で外すが、これを口にパクッとくわえるのがルーティン。次に右肘のガードを外し左脇に挟むと、続いてバッティンググローブを外していく。ちょうどそのころにはボールボーイがベースに到着。つま先のガードとセットにして手渡すところで完了だ。
この一連の流れでパクッとするシーンが、一部では愛犬・デコピンよろしく犬のようにかわいいと言われている。球場外では沈着冷静な大人の振る舞いを見せることも多い大谷だが、グラウンド内ではいつでも野球少年そのもの。あざとかわいい「防具ぱくっ」も本人にとっては無意識だろうが、多くのファンをキュンとさせている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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