【MLB】ナショナルズ-ドジャース(4月25日・日本時間26日/ワシントンD.C.)
【映像】あわや顔面直撃!山本を襲った強烈なピッチャーライナー
ドジャースの山本由伸投手が、ナショナルズ戦でメジャー6度目の先発登板。低めに制球された変化球を軸に、6回、97球、被安打4、1四球、7奪三振、無失点の内容で、メジャー2勝目の権利を持ってマウンドを降りている。
ここまでの5試合で22回を投げて被安打20、被本塁打3、四死球6で12失点(自責11)、防御率4.50の成績で1勝1敗の成績を残す山本。6度目の登板ではナショナルズとの初対戦を迎えた。
2勝目に向けて注目の初回。ファーストライナー、レフトフライで簡単に2アウトを取ると、オリックス・バファローズ時代の同僚であるメネセスと対戦。フルカウントで迎えた8球目、96.8マイル(約156キロ)の低めに投じられたストレートで見送り三振に切って取った。
続く2回は先頭をスプリットで空振り三振、続く打者をカーブで空振り三振に仕留める。四球を挟んでレフトフライに打ち取るなど徐々にギアを上げていく。
3回は先頭をファーストゴロに仕留めるも、ヤング外野手にこの日初ヒットとなるツーベースヒットを許す。するとエイブラムズ内野手の打席ではピッチクロックバイオレーションを取られるなど少しばたつきを見せた。しかし、エイブラムズをセンターフライ、ウインカー外野手をファーストゴロに打ち取る。
4回は、メネセスと2度目の対戦。カーブをレフトへ運ばれて無死二塁のピントを迎える。しかし後続をレフトフライ2つ、見送り三振に仕留めた。
勝利投手の権利がかかる5回は、ヒヤリとする場面も。先頭のロサリオ外野手の強烈なピッチャー返しが山本を襲う。しかしうまくグラブにボールを収めて、アウトとした。そのあとはスプリットで三振、アウトローのストレートで三振と同様することなく堂々としたピッチングを見せた。
6回のマウンドにも上がった山本は、ライトライナー、見逃し三振で簡単に2アウトを取る。迎えたメネセスとの3度目の対戦はシングルヒット、さらにガルシア内野手にもヒットを許して1死一、二塁となったが、最後はショートゴロに打ち取りこの回も無失点で終えた。
山本はこの回を最後にマウンドを降りる。6回、97球、被安打4、1四球、7奪三振、無失点の内容で、メジャー2勝目の権利を持ってベンチへと下がった。なお試合は、7回表を終えた時点でドジャースが1-0でリードしている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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