【MLB】ナショナルズ1-2ドジャース(4月25日・日本時間26日/ワシントンD.C.)
本当に恐ろしいものを見た時に、人は叫ぶよりも絶句するだろう。ドジャース山本由伸投手が、今季6試合目の先発登板で6回4安打無失点7奪三振の好投。待望の今季2勝目を挙げた。投球内容も抜群だったが、何より話題になったのは抜群の反射神経でキャッチした、あわや顔面直撃のピッチャーライナー。球場で見ていたファンも、思わず口に手を当てるようなリアクションが続出した。
いわゆる「ハッとする」という行動だ。立ち上がりから好投を続ける山本にアクシデントが起きたのは5回、先頭のロサリオの打席だった。4球目、甘めに入ったスプリットをロサリオがクリーンに打ち返すと、打球は投げ終えたばかりの山本の顔面に向かって一直線。並の選手であれば、そのまま直撃、病院直行という事態にもつながっていたところだが、抜群の反射神経でかわした山本は、さらに咄嗟に前に出したグラブでキャッチするという離れ業を見せた。
直後にはベンチからロバーツ監督、投手コーチ、通訳などが駆けつけ、さらに野手陣も集まり心配する様子が見られたが、当の山本本人は笑顔。試合後にはマウンド付近で「死ぬかと思った」と話していたことが、ロバーツ監督から明かされた。
およそボールを捕ったとは思えない衝撃音がしただけに、球場のファンもどよめきの声をあげるのが精一杯だ。ファンの中には、事故を目の当たりにしてしまったかのように、手を口に当てるリアクションをする者もいた。猛烈な打球だっただけに、山本が全く無事だと認識するまで、時間がかかったのかもしれない。
しばらくして山本に何の問題もないことが確認されると、どよめいていた球場からも大きな歓声と拍手が送られていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性