大谷翔平に異変か…一度もバットを振らず“絶好球”も見送り「何でや！？」「嘘やろ」糸井嘉男氏が擁護した“一番難しい”一球の正体

【MLB】ダイヤモンドバックス4－3ドジャース（4月30日・日本時間5月1日／フェニックス）

　ドジャースの大谷翔平投手がダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。その第2打席、追い込まれてからど真ん中にきた甘いボールに手を出せず、見逃し三振に倒れた。この打席では一度もバットを振らず、絶好球で見逃し三振に倒れた大谷の一球に対して、糸井嘉男氏が「何でや！？」「嘘やろ」と打者心理を説明。大谷の心境を擁護すると、この“一番難しい”とするボールを巡って議論が白熱した。

【映像】実際のシーンと解説の模様

　両チーム無得点の4回、先頭打者として2打席目を迎えた大谷は、ダイヤモンドバックス2番手の若手右腕ジャービスに3球で追い込まれた。ジャービスは4球目、88.3マイル（時速約142.1キロ）のカットボールをど真ん中に投げ込んだ。

　スピードのない緩いボールが真ん中に入ってきたが、これに大谷は反応することができない。絶好球がグラブに収まる様子を見送ることしかできず、この打席見逃し三振に倒れてしまった。

　大谷が反応できなかった理由について解説の糸井氏は、追い込まれたバッターにとってど真ん中は盲点だと言及。インコースかアウトコースかという意識で待つため、ボールがど真ん中に来るといいバッターほど固まってしまうのだという。「周囲から見ると甘い球で“何してるの”となるけど、一番難しい。」と大谷を擁護。理解を求めた。同じく解説を務めた元メジャーリーガーの西岡剛氏も「（真ん中にボールが来ると）“ウソやろ!?”ってなる」とうなずいていた。

　その後、大谷は得点圏で2度の凡退を含む3打席連続三振を記録。延長10回には無死一、二塁で大谷にこの日5度目の打席が回ったが、大谷はセカンドゴロに倒れてまたしてもチャンスをものにできず。チームはその裏に痛恨のサヨナラ2ランを浴びて力尽きた。（ABEMA『』SPORTSチャンネル）