「WIND BREAKER(ウィンドブレイカー)」は、講談社の漫画アプリ「マガジンポケット」にて連載中の漫画です。単行本累計発行部数が260万部を突破したほか、過去には「渋谷4大ジャック企画」やナンジャタウンとのコラボイベントなども開催されたほどの人気を誇っています。さらに、MBS/TBS系28局にて、2024年4月よりアニメが放送されました。
この記事では、「ウィンドブレイカー」の作者・にいさとる氏に関する情報をまとめました。X(Twitter)アカウントや、作品歴、「ウィンブレ」の裏話について解説しています。
目次
- 「ウィンドブレイカー」とは
- 「ウィンドブレイカー」作者・にいさとる氏のプロフィールや作品一覧
- 「ウィンドブレイカー」作者はブログやSNSをやっている?
- 防風鈴メンバーや東風商店街のモデルは?
- まとめ
「ウィンドブレイカー」とは
「ウィンドブレイカー」は、現代日本を舞台としたヤンキー漫画です。主人公は、不良の高校生・桜遥(さくら はるか)。桜は喧嘩最強の超不良校・風鈴(ふうりん)高校で頂点に立つことを志し、街の“外”からやってきました。
しかし、風鈴の生徒たちは世間一般から思われるような横暴なだけの不良ではなく、“防風鈴(ボウフウリン)”と呼ばれる地域の自警団となっていて、街・人・想いを守り慕われる存在でした。桜はギャップに戸惑いながらも、“防風鈴”の活動を通じ、人として成長していきます。
「ウィンドブレイカー」作者・にいさとる氏のプロフィールや作品一覧
「ウィンドブレイカー」の作者・にいさとる氏は、本名や性別、出身地などの情報を公開していません。性別に関してSNSでは、繊細な絵のタッチから「女性では?」という予想もあります。
年齢は、過去のインタビューやSNSでの投稿から30代だと考えられます。「マガポケベース」のインタビューにて、初めて漫画賞に応募した時期の質問に「19歳の時です」と回答していました。そして、2021年3月11日にはSNSに「10年前の今日はちょうど新人賞の原稿をしている時だった」と投稿。この2つの情報から、2024年5月時点の年齢は31〜32歳と推測されます。
「マガポケベース」の同インタビューでは、にいさとる氏が漫画を描こうと思ったきっかけについても話しています。「小さい頃から、父が愛読していた「週刊少年マガジン」が家にあったんです。それを読んで育ったところがあると思います。その中でも真島ヒロ先生の『RAVE』や、上条明峰先生の『SAMURAI DEEPER KYO』が大好きで、読んでいるうちに自分も漫画を描いてみたいと思うようになりました」と語っていました。
にいさとる氏の素顔は?
にいさとる氏は、Xを始めとするネット上では顔出しをしていません。しかし、過去にはタイでサイン会を開催していた情報があります。日本でのサイン会開催情報は確認できていませんが、今後、日本でも開催され、にいさとる氏に直接お会いできる可能性はあります。
にいさとる氏の作品一覧
以下、2024年5月現在のにいさとる氏の作品歴をまとめました。
・「うらまれ屋」
新人賞応募作品
・「男子バド部に女子が紛れてる シークレットバドミントンクラブ」
掲載:「マンガボックス」(講談社) 2016~2017年 全5巻
・「WIND BREAKER」
掲載:「マガジンポケット」(講談社)2021年1月より連載中 既刊:16巻
「ウィンドブレイカー」作者はブログやSNSをやっている?
にいさとる氏は、ブログを開設していません。SNSはX(旧Twitter)アカウントのみ確認でき、「ウィンドブレイカー」キャラの誕生日祝いや日常風景のイラストなどがたびたび投稿されています。
防風鈴メンバーや東風商店街のモデルは?
にいさとる氏はインタビューにて、防風鈴メンバーなどの作中キャラクターに「モデルはいない」と答えています。主人公の桜は、コンプレックスを持っていることが外見からわかりやすいように、目と髪の色を特徴的にしたとのこと。桜の目の色を左右で変えた理由は「オッドアイはカッコいいからです(笑)」と、桜のユニークなビジュアルが生まれた経緯を語っていました。
物語の舞台となる商店街は、レトロな雰囲気で古い建物がある都内の商店街をモデルにしているとのこと。入口に看板があるところも参考にしているそうです。
また、防風鈴のチームカラーである「緑」は、街のイメージが「草木」だったことが理由とのこと。そして、“防風鈴”と敵対する“獅子頭連(ししとうれん)”は飲み屋の赤ちょうちんをイメージしているそうで、チームごとのホームに関するこだわりも明かしています。
「ウィンドブレイカー」の初期主人公は、防風鈴のリーダー・梅宮だった
にいさとる氏が最初に「ウィンドブレイカー」の主役として描きたかったキャラクターは、桜ではなく防風鈴のリーダー・梅宮一(うめみや はじめ)だったそうです。初期のネームでは、総代・梅宮が主人公で、桜は四天王の1人だったことがインタビューにて明かされています。そして構想を練るうちに「外からの目線がないとストーリーが作りづらいので、街の事情を知らない外から来た桜を主人公に」と、キャラクターの設定がシフトされたことを明かしています。
サブキャラから主役へ昇格した桜は、最初のころはキャラが定まらなくて苦労したそうです。ムードメーカーでもある桜の同級生・楡井秋彦(にれい あきひこ)が誕生したことにより、話を進めやすくなったと語っています。
まとめ
「ウィンドブレイカー」の作者は、にいさとる氏。作者の本名や性別、出身地などの情報は非公開です。Xにて「ウィンドブレイカー」キャラの誕生日祝いや日常風景のイラストなどをたびたび投稿しています。
(C) にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project
アニメ『ウィンドブレイカー』1期放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | サクラとフウリン | 桜の大立ち回り |
2 | 憧れのヒーロー | 意外とお茶目な蘇枋 |
3 | 頂に⽴つ男 | 獅子頭連との悶着! |
4 | 衝突 | 蘇枋の煽り力の高さ |
5 | 優しい男 | 「大人の階段のぼろうか」 |
6 | その背中を追って | 柊と佐狐の思い出 |
7 | 負けられない戦い | ありし日の兎耳山と十亀 |
8 | 思いを継いで | 吹っ切れた十亀 |
9 | 梅宮の流儀 | 器を見せた頭突き |
10 | 対話 | 梅宮、「対話」を語る |
11 | 新たな級友【とも】 | 桐生&柘浦が大暴れ! |
12 | 頼られる者 | 桜、名前を呼ぶ |
13 | 友のため | 杏西のため動き出す1-1 |