【MLB】ドジャース11-2ブレーブス(5月4日・日本時間5日/ロサンゼルス)
ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、8号ソロを含む5打数3安打2打点と大暴れした。3回の第2打席には、やや詰まりながらも力でライトスタンドまで持っていく豪快なホームランを放ったが、4回にレフトへと放ったタイムリーは力を抜いた技ありの一打。いよいよバットが届く範囲であれば、いつでも打てる無双状態に入りつつある。
【映像】ボール球すらヒットに!「無双状態」に入りつつある大谷の打撃
力任せに引っ張られるだけならまだやりようがある。ただし絶好調モードに入った大谷は、ライト、センター、レフトとあらゆる方向に打ちまくる。しかもフルスイングだけでなく、状況に応じて軽打もし始めると完全に手がつけられなくなる。
ドジャース3点リードからブレーブスが1点返して迎えた4回、再びドジャース打線が火を吹き1点を追加。さらに1死一、二塁のチャンスで第3打席を迎えた。するとカウント2-1から外角のボールゾーンへと逃げていくシンカーに対して、フルスイングせずにバットを合わせるような振り方に。これがレフト前へと弾み、貴重な追加点になった。
不調時であれば強く振ることを意識しすぎて引っ掛けて内野ゴロというケースが多いが、その気になれば巧みなバットコントロールによって、どこにでも打てるというのが大谷の野球センス。豪快にホームランを打ち、軽くヒットも打つ。打率も本塁打数も残す無双状態が、いよいよ本格化しつつある。そんな打席だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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