これが「甘い球」?とファン困惑の事態「どこがだよw」大谷翔平が弱点克服 打てないはずの“コールドゾーン”なのに豪快アーチ
【映像】苦手なはずのインハイを打ち返した大谷翔平の豪快8号

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【MLB】ドジャース11-2ブレーブス(5月4日・日本時間5日/ロサンゼルス)

 試合後に放った何気ない一言に、ファンは困惑だ。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席に自身6試合ぶりとなる8号ソロをライトスタンドへ放り込んだ。大谷は試合が終わった後のインタビューで「甘い球を振り抜けた」とサラリと言ってのけたが、この言葉にファンは反応。見た目にも厳しいコースだっただけに「どこがだよw」とツッコミが入った。

【映像】苦手なはずのインハイを打ち返した大谷翔平の豪快8号

 よく打つ場所が「ホットゾーン」であれば、あまり打てない場所は「コールドゾーン」。今季の大谷にとって、内角高めは速球で攻められることが多いコールドゾーンだった。当然、各チームはデータに基づいて攻め方を考え、あちこちに散らす日本の「配球」よりも徹底的に苦手なところに投げ続ける傾向が強い。

 ブレーブス先発のエルダーも、おそらく大谷の“弱点”を突くつもりで投げたのだろう。1回の第1打席では簡単に三球三振に仕留めたものの、第2打席はわけが違った。カウント0-1からの2球目、しっかりと内角高めぎりぎりを突いた90.2マイル(約145.2キロ)だったが、これを大谷は強振。少し詰まった当たりだったが、打球速度103.4マイル(約166.4キロ)で飛び出すとライトスタンドへ飛距離392フィート(119.5メートル)のホームランになった。

 投げた方からすればデータ通りに弱点を突いたはず。それがホームランにされては投げようがない。さらに衝撃だったのが、例の大谷のコメントだ。厳しいところのはずなのに「甘い球を振り抜けた」ということは、本人にとってはさほど厳しいボールに感じられていないことになる。これにファンから「どこがだよw」というツッコミが入るのも無理はなかった。
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