【MLB】ドジャース 6-3 マーリンズ(5月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)
デビュー3戦目のルーキーにとって、初めて経験する打球音と飛距離だったのかもしれない。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合で3試合連続アーチとなる11号特大2ランを放つと、打たれた投手があ然とした表情で打球を振り返る一幕があった。
マーリンズの先発は、この日がデビュー3試合目となるルーキーのムニョス。前回登板ではロッキーズ打線を6回1失点に抑え勝利投手となっている。マーリンズが幸先良く2点を先制したあと1回のマウンドに上がったムニョスだったが、先頭のベッツにいきなりストレートの四球を与え、無死一塁で大谷を迎えた。
ムニョスは大谷に対し95マイル(約153キロ)を超えるシンカーやインコースへのカットボールで追い込むと、5球目に外角高めへ96.1マイル(約154.7キロ)のストレートを投げ込む。しかし、大谷はこのボールをものの見事に弾き返し、飛距離134メートルの特大弾をセンター越えに放り込んだ。
大谷自身、打った瞬間にホームランを確信した当たりは、飛距離だけでなくその打球音も凄まじく、試合の実況も「快音どころか爆音、爆発音ですよね」とコメントしたほど。明らかに他の打者の打球音とは違う破裂したような音に、ムニョスも驚いたように振り返ると、はるか遠くに飛んでいく打球を見ながら口をぽかんと開けていた。
ムニョスはさらに、続くフリーマンにも一発を浴びてしまう。まさに強力打線の洗礼を受けた若き右腕に、視聴者からは「ムニョスあんぐり」「容赦ないぜ」「洗礼きっちい」「ルーキーが不憫」「やり過ぎww」など同情の声すらあがっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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