「全ては園田に味方した」手役派雀士なら泣いて喜ぶ“メンタンピンツモ三色ドラドラ”が完成する最高の瞬間／麻雀・Mリーグ

　これぞアガリのお手本、そんな痛快な手が飛び出した。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」ファイナルシリーズ5月10日の第1試合。赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）が“メンタンピンツモ三色ドラドラ”の親倍満を決め、ファンの歓声を浴びた。
【映像】もはや美しい！メンタンピン三色ドラドラ、完成のシーン
　場面は東2局、親の園田は2・5筒待ちのテンパイを即リーチ。2筒でアガれば234の一盃口が付き、5筒でアガると345の三色同順という勝負手だ。実況の小林未沙は「2筒が2枚、5筒が3枚！」と高らかに枚数を伝え、解説の石橋伸洋（最高位戦）も「むちゃくちゃ感触ありますよね！」とアガリを予感した。ファンも「いい手だ」「めっちゃいいとこ引いた」「高め来い」と高打点の成就へ徐々にテンションを上げる。