【MLB】パドレス0-5ドジャース(5月11日・日本時間12日/サンディエゴ)
なんとも頼りになるチームメイトだ。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合で、1点リードの2死満塁から6番に入っていたテオスカー・ヘルナンデスが、レフトへ11号満塁ホームラン。本塁打数では大谷と並び、リーグ2位の33打点目を記録する大暴れに、大谷も本塁付近で“全力バンザイ”で出迎えるシーンがあった。
ヘルナンデスはドミニカ共和国の31歳。今季から大谷と同じくドジャースに加入すると、シーズン開幕前から意気投合し大谷から日本語、ヘルナンデスからスペイン語を教え合う中に。選手がホームランを打った場面では、このヘルナンデスがひまわりの種を大量にかけるセレブレーションがあり、大谷も何度も祝福されている。
1-0と1点リードの6回、大谷は四球を選んで出塁すると、後続もつながり2死満塁のチャンスを築くと、ここ一番のチャンスで強いヘルナンデスは気合十分で打席へ。カウント1-2と追い込まれてからの4球目、スライダーが真ん中低めに甘く入ってきたところを、少し体勢を低くしながら強振。打球はレフトポール近くながらファウルゾーンには切れず、値千金の満塁弾となった。
本塁打を確信したヘルナンデスは、打席から数歩出たところで、ドヤ顔のままバットを放り投げる“バットフリップ”を披露。ハイテンションでダイヤモンドを1周すると、本塁付近で待っていた仲間たちと強烈なハイタッチ。この中にいたのが三塁走者だった大谷だ。大きな大谷が思い切り“バンザイ”をしたところに、ヘルナンデスもバチンとタッチ。2人ともに11本塁打という状況に、ファンからは「ヤバすぎ」「ドジャース強すぎ」「テオスカーすごいやん」「ハイタッチつよw」「さすが邪悪帝国!!!」「テンションぶち上がり」と大量のコメントが集まっていた。
9回、大谷は背中の張りを理由に途中交代。今後の試合出場が心配されるところだが、少しの休養であればその分は親友・ヘルナンデスが穴を埋めてくれるはずだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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