5月7日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズの一戦で、西武の“おかわり君”こと中村剛也が放った“滞空時間の長~い”特大弾が野球ファンの間で話題となっている。
0-2、西武の2点ビハインドで迎えたこの試合の6回表・西武の攻撃。この回先頭の6番・中村は、ロッテの2番手・国吉佑樹に対し、初球から積極的に振りに行くも、3球目、やや外寄り低めのボールゾーンにワンバウンドで投じられたフォークには手を出さずにカウント1-2に。そして勝負の4球目、外角低めのカットボールをフルスイングすると、打球は快音を残してレフト方向へ高々と舞い上がる特大の飛球に。打った瞬間に中村はもとより、マウンド上の国吉も着弾を確信したであろうこの打球はそのまま伸び続け、長い滞空時間の末に、逆風を切り裂きゆっくりとレフトスタンドへと着弾。中村はこの一打で金本知憲氏が持つ通算本塁打数歴代10位の476号本塁打に並ぶこととなった。
40歳となった今も、その滞空時間の長い“アーチスト然としたアーチ”で西武打線を牽引し続ける中村に、野球解説者の里崎智也氏は、5月10日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に出演した際に「500(本塁打)はイケるんじゃないですか。まだまだパンチ力はありますしね。しっかり振ってますからね」とコメント。また、ネット上の野球ファンからは「おかわり君のホームランはほんと芸術クラスの美しさがあるな、惚れ惚れする」「ほんと柔らかい打ち方するなー ふわって感じのスイングなのにどんどん飛んでくの」「本当に軽く振ってるだけに見えるのに 軽々と打球が美しい放物線を描きスタンドへ…正にアーチスト。現役最強スラッガーの一人!476号おめでとう!500号まであと24本!」「今年も余裕で二桁打ちそうでヤバい」「おかわりさんの放物線はほんと綺麗 ホームラン打った後一切笑顔を見せずベンチに戻るところが仕事人って感じでカッコいい」「1番から9番までおかわりにしたい」「40歳でこの活躍ほんとにエグいわ」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)