【MLB】ジャイアンツ-ドジャース(5月13日・日本時間14日/サンフランシスコ)
ドジャースの山本由伸投手が今季9度目の先発登板で6回途中4失点のピッチング。1点ビハインドでマウンドを降り今季5勝目はならなかった。無念の降板となった山本がベンチに戻ってうなだれていると、すかさず大谷が寄り添う様子も。何か言葉を掛けられた山本は悔しさに顔を歪めたが、そんな両者のやりとり、大谷の咄嗟の優しさに反響が相次いで寄せられている。
ここまで8試合に先発し4勝1敗、防御率2.79の成績を収めている山本。初登板となった3月21日(同22日)のパドレス戦こそ1回5失点と炎上し負け投手となったが、その後は安定したピッチングを見せており、特にここ3試合は連続でクオリティ・スタートをマーク。前回登板となった7日(同8日)のマーリンズ戦ではメジャー自己最長となる8回を投げ被安打5、2失点の見事なピッチングで4勝目を挙げている。
この日も山本は初回にツーベースを許したものの後続を抑え無失点で切り抜けたが、2回に2本のヒットのあと8番マトスに初球のカーブを狙われレフトスタンドに3ランを運ばれてしまう。そこから山本は3回、4回、5回と三者凡退に抑えると味方が同点に追いついたが、直後の6回、2死からタイムリーを浴び勝ち越しを許し5回2/3を投げ4失点で降板。3-4と1点ビハインドでマウンドを譲り勝利はならなかった。
無念の降板となった山本にベンチで寄り添ったのは大谷だった。大谷が何か言葉をかけると、山本は悔しそうに顔をゆがめたが、そんな両者の様子、大谷の優しさに「慰めてる…」「泣ける」「素晴らしい光景」「ショーヘイ兄さん」といった反響が続々寄せられた。なお試合はドジャースが同点に追いついて終盤を迎えている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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