【MLB】ドジャース 2-7 レッズ(5月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)
この日の主役は大谷翔平投手でもエースのグラスノー投手でもなかった。大谷が所属するドジャースはこの日からナショナル・リーグ中地区4位のレッズと対戦。大谷は「2番・DH」で先発出場を果たしたが……この試合で最も目立ったのはレッズのデラクルーズ内野手だった。
昨季メジャーデビューを果たしたデラクルーズは98試合で35盗塁を記録するなど快速が武器で「今、メジャーで最もエキサイティングな選手」と評判のスター候補。この試合でも「2番・ショート」で先発出場を果たすと、第1打席でグラスノーが初球に投じた154キロのストレートを叩いてセンター前ヒットを放つと、1死一塁、4番のステア内野手の場面で盗塁。楽々と二塁を陥れ、その後スティーブンソン捕手のタイムリーツーベースヒットで2点目のホームを踏んだ。
デラクルーズの勢いは止まらない。3回表に迎えた第2打席ではグラスノーのカーブを逆方向に弾き返してエンタイトルツーベースヒットとすると、続くフォード外野手の打席で三塁へ盗塁。ドジャースバッテリーはノーマークだったのか送球すらできず、デラクルーズはスタンディングの状態で三塁を陥れた。この後もスティーブンのタイムリーヒットで楽々と生還した。
ハイライトは5回表。第3打席を迎えたデラクルーズは四球で出塁すると、グラスノーが3番フォードに初球を投じたとともに二塁へダッシュして、ここも盗塁成功。これには飽き足らず、カウント2-1の場面でもデラクルーズは三塁へ盗塁。ここもあっさりと成功させて、自己最多となる1試合4盗塁を達成。その後もステアの振り逃げの際に生還し、この打席まで3度出塁していずれもホームインする大活躍を見せた。
さらにデラクルーズは7回表の第4打席でも右打席からライト前にヒットを放ち、フォードの打席の際に5度目の盗塁を敢行。ここではさすがにドジャースバッテリーが意地を見せ、セカンドでアウトとなった。
ちなみにメジャーリーグにおける1試合最多盗塁記録(1900年以降)は6。デラクルーズは惜しくもメジャー記録には届かなかったが、それでもインパクト抜群の成績を残してみせた。
この盗塁で今季の盗塁数は早くも30に到達したデラクルーズ。このままのペースで行けば年間110盗塁にもなるというハイペースで視聴者からも「やりたい放題」「サイクル盗塁見たい」「完全にピノがいるチームの戦い方」とデラクルーズの活躍に興奮した様子のコメントが多く見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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