【MLB】ドジャース4-0レッズ(5月18日・日本時間19日/ロサンゼルス)
ドジャース大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場、内野ゴロ3つにレフトフライで、4打数無安打と快音は聞かれなかった。打率も.350となり、僅差でリーグ首位打者から陥落することになったが、内野ゴロ3つでは常に全力疾走。少しでも野手の動きが遅れれば即内野安打になるという、間一髪のシーンを連続して演出してみせた。
リーグトップタイに13本塁打も光る大谷だが、打者専念の今シーズンは走力アップにも精力的だ。今季ここまで11盗塁を決めており、成功率は実に100%。出塁後に盗塁、フリーマンら後に続く打者のタイムリーで生還というパターンも多く、これは昨シーズンまで所属していたエンゼルス時代にはなかなか見られなかったシーンだ。
それだけに大谷も、たとえ会心の当たりでなくても、1回でも多く出塁しようと常に全力疾走。投打二刀流の際には、ペース配分も考えて凡退時は途中でスピードを緩めることがあったが、今季はとにかく走りまくる。
1回、先頭打者として打席に入ると、フルカウントから内角高めの威力あるカットボールにどん詰まり。打球は定位置であればショートの前ながら「大谷シフト」を取っていたため、サードのカンデラリオが捌くことになった。淀みないグラブ捌き、足運びから一塁に転送、悠々アウトと思われたが、打者走者の大谷は一塁ベースに向かって猛然とダッシュ。先日、腰の張りで1試合オフを取ったとは思えない走りぶりで、あと少しで内野安打というシーンを生み出すと、ファンからも「惜しいw」「はえええwww」「あのゴロで際どくなっちゃうんや」というコメントが寄せられていた。
第2打席は一、二塁間にボテボテのゴロを放つと、これまた相手野手と大谷の競争状態。セカンド・インディアが機転を利かせてグラブトスにしたことでアウトになったが、これもあと1歩か半歩で内野安打というクロスプレー。最終第4打席はファースト・ステアの正面を突いたが、今度は2人のどちらが一塁ベースに足を届かせるかという、完全な競争状態に。結果アウトにはなったものの、3つのゴロで相手内野陣には大きなプレッシャーを与えることになった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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