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【映像】191センチの巨体から投げ下ろされる“豪速球”

5月14日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズの一戦で、身長191cm、体重84kgの大型左腕・西武の羽田慎之介がプロ初登板。野球ファンの間で話題となっている。

【映像】191センチの巨体から投げ下ろされる“豪速球”

1-3、西武2点のビハインドで迎えたこの試合の8回裏からマウンドに上がった羽田は、この回先頭の2番・松本剛をカウント1-2と追い込みながらも、ライトへと運ばれて走者を出すと、続く3番・郡司裕也の打席では、松本に盗塁を許し、無死二塁とピンチを招くことに。しかし羽田は郡司に対して、独特な“圧”を感じさせる154/kmのストレートで一塁ゴロに打ち取ることに。走者は三塁へと進んだものの、まずは1アウトを奪うこととなった。しかし、1死三塁の場面で打席に立った4番のマルティネスに対し、その初球、内角低めのストレートを古賀が後逸。三塁走者が還って1-4に。自責点はつかなかったものの、思わぬ形で1点を失う形となってしまった。

デビュー登板であれば、これですっかり気持ちが切れてしまっても不思議ではないところであったものの、走者がなくなったことで逆に気持ちを切り替えることができたのか、羽田はマルティネスに対し、カウント1-1からの3球目、内角高めのストレートを詰まらせてセカンドフライに。そしてこの日最後の打者となる5番の石井一成に対しては、カウント1-1から連続ファウルで粘られるものの、最後は外寄り高めのストレートでレフトフライを打たせ、この回のマウンドを終えることとなった。

バッテリーエラーなども重なる形で1点を失ったものの、長身から投げ下ろす力強いストレートで日本ハムの各打者に“力で捻じ伏せる投球”を見せた羽田について、野球解説者のG.G.佐藤氏は、5月17日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に出演した際に、羽田の投球VTRを眺めつつ、「これは楽しみなピッチャーですよ。手足も長いですしね。“所沢のランディ・ジョンソン”か!っていうぐらいにね。もう魅力の塊ですね。(この日のMAX)155/kmでしょ?すごいっすね」と、MLBのレジェンド左腕になぞらえる形でそのポテンシャルを称賛。また、ネット上の野球ファンからは「20歳でプロ初登板で150中盤ポンポン出す長身左腕とかロマンしかない」「かったるそうに投げて出力が155/kmっての好き」「羽田は一軍初登板でも物怖じしなかったな。羽田らしいキレのあるストレートだ。やっと出てきたね」「遂に西武ファン以外に羽田君が見つかる時が来た」「平良くんがYouTubeで羽田はやばい言うてた」「20でこの球はエグいな」「ハムファンだけど羽田には期待してる。日本を代表する投手になってくれ」といった様々な反響が巻き起こっている。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)

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