5月17日(日本時間5月18日)に米・カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャース対シンシナティ・レッズの一戦で今季第13号アーチを放ち、5月19日(日本時間5月20日)には同じくレッズ戦で、劇的なサヨナラタイムリーを放つなど活躍中のドジャース・大谷翔平について、その“好調の理由”をMLBでのプレー経験がある野球解説者の川﨑宗則氏が語った。
5月19日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、このところ再び打撃好調の大谷について、その活躍ぶりがよくわかるVTRを紹介する形で番組が進行することとなった。
川﨑氏は、「今年は(コンディションの)心配、まったくないですね」とコメント。先日の出場見合わせについても「怪我をしたというよりも、トレーニングをしたときに(腰が)ちょっと張ったぐらいなんですね。翔平さんは非常にトレーニングしますので、ちょっと張ったんですね」と、大事をとる形でのものであったと解説した。
さらに今期は打者一本であることにも触れ、「今年は投げない分、身体がすごく元気なんですよ。やっぱりそこを抑えないといけないということで、抑えながらやってますけど、チームも上手く休みを挟んでますね。コンディション守ってますんで、大丈夫です。まだまだ調子は上がりそうです」と、“二刀流”を封印し、かつ指名打者での出場という形で打撃に専念していることから、大谷は体調面での状態が良いことを強調。そうしたコンディションの良さを維持する上で、適度な休みを入れているとした。
さらに川﨑氏は、こうした適度な休みを入れる形での出場により、大谷が今後も好調を維持できるとの見方を示しながら「体調管理は、本人とチーム(が管理するもの)です。特にチームです。翔平さんが『出たい出たい』と言っても、チームが『いや今日は休んでおこう』と。キープフレッシュ、新鮮になった状態を保つ。これが大事だと思います」と、体調管理をチームと大谷自身が行うことで調子を維持できるであろうという見方を示していた。
(ABEMAスポーツタイム)