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【映像】会見に臨む藤井王将

 将棋藤井聡太八冠(21)が5月23日、都内で行われた第73期ALSOK杯王将戦の就位式に出席した。1~3月に全国各地で開催された七番勝負は、振り飛車党のエース・菅井竜也八段(31)を挑戦者に迎え、ストレートの4連勝で3連覇を達成。々しい紋付き袴姿で就位式の舞台に立った藤井王将は「得るものの多いシリーズにすることができた」と防衛の喜びを語った。

【映像】会見に臨む藤井王将

 激闘の七番勝負終戦から約3カ月。就位式に参加した藤井王将は「振り飛車党の菅井八段とのシリーズでは中盤戦の難しい将棋が続いたが、得るものの多いシリーズにすることができたと思う。来期に向けて一層精進していきたい」とさらなる飛躍を見据えていた。

 また、王将戦では毎局勝者が挑む一風変わった記念写真が話題を呼んでいるが、「今期は意表のものが多く、良い思い出になりました。来期はもう少しお手柔らかにお願いできれば」とリクエストも送っていた。

 就位式では、贈位状、王将盾、協賛各社からの副賞のほか、記念品として藤井王将希望の『エアロバイク』が贈られた。意外なチョイスに、会場のファンから「えー!」という驚きの声が上がると、やや恥ずかしそうにはにかんだ笑顔を浮かべる場面も。過去の記念品には『ヘアドライヤー』、『デスクチェア』を希望した実績があり王将のチョイスにも注目が集まっていたが、記者会見では「普段なかなか運動することが少なかったので、せっかくの機会だったので、バイクを頂こうかなと思いました」とコメント。さらに「エアロバイクかランニングマシンか迷ったのですが、谷川浩司十七世名人(62)がエアロバイクを使われているというお話を参考にしました」と笑顔を見せた。

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