【MLB】ドジャース0-6ダイヤモンドバックス(5月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)
今季の大谷翔平は左投手も苦にしていないが、さらにアウトコースに逃げるスライダーまで簡単には打ってしまうとしたら、もう投手は投げるボールがないかもしれない。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したダイヤモンドバックス戦の第1打席、左腕ヒューズの初球スライダーをあっさりレフト前に運ぶヒットを放つと、相手投手も腰に手を当て“まじかよ”とでもいいたげなリアクションを見せる場面があった。
1死走者なしで迎えた第1打席、大谷はオープナーとして登板したダイヤモンドバックス先発ヒューズの初球、外角に投じられたスライダーにバットを出した。腕を伸ばしながらも泳ぐことなく、狙ったようにレフトへ強い打球で運んだヒットとなると、ヒューズも打たれた瞬間に“あー”と口を開けながら諦めたかのように打球の行方を追っていた。
このところドジャースは“初回のMVPトリオに仕事をさせない”とばかりに相手チームにオープナーの左腕を当てられることが多いが、そんな戦略をものともせず打ち砕く大谷のヒットに中継を視聴していたファンも「初球打ち最強」「今日もうまw」「イチローばりの流し打ちや」「オータニサン簡単に打ってて草」と絶賛する声が相次いだ。
大谷はこれで4試合連続ヒットをマーク。現在打率両リーグトップをひた走る大谷は今季、対左腕の打撃成績が大幅に向上しているが、それでも難しいはずの外角変化球を巧打でヒットにしてしまうのだから、もう完全に左腕は克服したといっていいのではないだろうか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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