【MLB】レッズ4-1ドジャース(5月26日・日本時間27日/シンシナティ)
ハムストリングのケガが心配されたドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でレッズ戦に先発出場すると、9回には盗塁を狙って3連続スタートを切る“激走”を見せた。ケガの状態する心配するファンを安堵させている。
シーズンの3分の1が終了してナ・リーグ西地区の首位をひた走るドジャース。だが、チームは5月11日(日本時間12日)からの13連戦で疲れがたまっているのか去年6月以来の4連敗中と元気がない。
大谷は16日(同17日)の同カードで牽制球が左太もも裏に直撃し、打撲が完治していない中でのプレーとなり、この日の試合でも第3打席までに快音は聞かれず。ドジャース打線は元気がなく、ゲームは0−4でレッズのスイープ濃厚となった9回表に一人で気を吐いたのが大谷だ。
1死走者なしの第4打席は、レッズ3人目・スピアーズのチェンジアップを完璧に捕らえると、打球速度183キロのボールがファーストを強襲して出塁。点差から考えると無理をする場面ではなかったが、続くフリーマンの打席の2球目から連続でスタートを切った。
ロバーツ監督から「このまま良くなっていくことを前提に無理はせず、盗塁はするな」と指示されていたが、大谷は屈辱の同一カード3連敗&完封負けを阻止すべく、4球目でもスタートを切って進塁に成功。相手内野手がカバーしなかったことから盗塁の記録とはならなかったが、続くフリーマンの二塁打で大谷がホームに生還して一矢報いる活躍を見せた。
決してベストではない状態ながらもチームへの貢献を続ける大谷に、ネット上の野球ファンは即座に反応。「大谷さん足大丈夫か?」「盗塁するなと言われているのに」「ヒヤヒヤするー」「大谷さんちゃんと走れてるね」「もう問題なさそう」「万全じゃなくても全力プレーに泣けてくる」など、大谷の奮闘ぶりを称える反響が巻き起こっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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