【MLB】メッツ 3−10 ドジャース(5月29日・日本時間30日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したメッツ戦で、10試合ぶりとなる14号2ランを放った。このとき打たれたロペス投手が塁審と口論となり退場処分となる一幕があったが、試合終了後に現地の複数のメディアがロペスが戦力外となる見込みだと報じた。
3-3と同点で迎えた8回、ドジャースが集中打で勝ち越すと、大谷に5打席目が回ってきた。大谷はこの試合の第3打席で8打席ぶりヒットとなるセンターへのタイムリーを放っているが、ホームランは5月17日(同18日)以来45打席出ていない。大谷はこの回途中からマウンドに上がったロペスに対し2球で2ストライクと追い込まれたが、カウント0-2からの4球目、外寄りのボールを逆らわずにレフト方向へ運ぶと、高く上がった打球がそのままスタンドに飛び込む大谷らしい14号2ランとなった。
打たれたロペスは打球の方向を見ることもなく、何度もうなずきながら大谷のことをじっと見つめる。その様子は登板してあれよあれよという間に4点を失ったことで苛立っているようにも見えた。さらにロペスは、続くフリーマンの打席でチェックスイングの判定の際にスイングを取らなかった三塁塁審に不満を向けると、口論の末退場を宣告されてしまう。怒りの収まらないロペスはマウンドを降りながらユニフォームを前をはだけさせると、グラブをスタンドへと放り投げて、そのままグラウンドを後にした。
事態はこれで終わらず、試合終了後に複数の現地メディアがロペスが戦力外になる見込みであると報道した。ロペスは試合後ロッカールームで取材に応じ、落ち着きを取り戻しながらも「(愚行を)後悔していない。僕はMLB全球団の中で最悪のチームにいるようだ」と発言している。一方、ロペスは英語が母国語ではないためこの発言は正しくなく、「MLB全体の中でおそらく最悪のチームメートに見えたと思う」と話したという見方もある。いずれにせよ、判定に対し不満を爆発させたこととその後の軽率な行為の代償は大きかったようだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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