【MLB】ドジャース 1-4 ロッキーズ（5月31日・日本時間6月1日／ロサンゼルス）
ドジャースの大谷翔平投手の同僚であるセンターのパヘス外野手が、痛いミスを犯した。大量失点につながる痛恨のエラーだったが、ABEMAで解説を務めていた杉谷拳士氏と川﨑宗則氏は問題の場面について“天然芝ならでは”の状況だったと選手に同情した。
両チーム無得点で迎えた3回表、ドジャースはブライアントにタイムリーヒットを浴び1点を先制された。なおも2死一、三塁の場面で続くロジャースはセンター前ヒット。なんでもないセンター前ヒットではあったが、センターを守るパヘスがなんと後逸。一塁ランナーの生還まで許してしまい0-3と3点のビハインドとなった。
この後逸に対して杉谷氏は「（打球に）スピンもかかってるから天然芝に食われてるんですよね」と天然芝特有の打球の跳ね方について説明。続けて「（ボールが芝に）食われてるのかな？ でも滑ってくるかもしれない、（と思ってしまう）だからチャージがかけられない」と解説した。川﨑氏も「バウンドが読めない」と同情した。
その後、「外野としてはどういうふうに処理するのがよかったのか？ 」とアナウンサーに振られると「まず捕るということ。ランナーを見てしまったら手元が狂ってしまうので。難しいなぁ」と解説した。
杉谷氏は自身が現役時代にアリゾナで行われた春季キャンプで人工芝と天然芝でバウンドがぜんぜん違うことを感じ取ったという。そのためグラウンドに入ると、バウンドの確認を毎回していたと振り返り「戦う球場の確認は絶対にしなくてはいけない」と締めくくった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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