【MLB】パイレーツ 1−0 ドジャース(6月4日・日本時間5日/ピッツバーグ)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したパイレーツ戦で、ベンチでチームメートらと踊るようにおどける姿が見られた。
試合前には元通訳である水原一平被告が法廷で自身の罪を認め、これを受け大谷本人も声明を発表している。騒動に一区切りがついたことで、大谷も心機一転となることを願いたい。
この日の試合前、大谷の元通訳で銀行詐欺と虚偽の税務書類作成の罪に問われている水原被告がカリフォルニア州の裁判所に出廷し、司法取引の通り起訴内容を認めた。これを受け、大谷は「捜査が完了し、罪も全て認められた今、私及び家族にとっても重要な終結を迎えることができました」と声明を発表。「これは僕にとっても非常に複雑で困難な時期でした」とすると、サポートチームや家族、ドジャースに対する感謝の意を表した。
そして最後は「この事件に終止符を打ち、前に進む時期が来たと思ってます。これからもこのチームの一員として少しでも勝利に貢献できるよう集中して行きたいと思っております」と決意を示している。
声明発表直後の試合でスターティングメンバーに名を連ねた大谷は、ベンチで引き締まった表情を見せる。その後チームメートたちとタッチを交わしていくと、時折踊るようにポーズを決めるなどリラックスした様子を見せていた。
この日はパイレーツ先発ジョーンズの快投の前にチーム全体が抑え込まれてしまったが、大谷は4打数1安打と2試合ぶりヒットを記録している。ここ数年言われているように6月は“大谷の季節”。ようやく騒動が終結し、周囲の雑音が消え野球に集中できる状況が整ってきた今、大谷の大爆発で溜飲を下げたいと思っているファンは多いのではないだろうか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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