大谷翔平、今季初の2打席連発で18号＆19号！リーグトップに1本差年間約42本ペースに

【MLB】ドジャース－ロイヤルズ（6月16日・日本時間17日／ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、6回の第3打席に19号ホームランを放った。3回の第2打席にも4試合ぶりの18号を放っており、今季初の2打席連発。例年6月は得意としているが、期待に応える大爆発に本拠地ドジャースタジアムでの2発に地元ファンも騒然、熱狂に包まれた。

【映像】完璧！大谷翔平、連日の特大18号

　大谷は3回の第2打席、打球速度は114.3マイル（約183.9キロ）、飛距離は451フィート（約137.5メートル）の特大の先制18号ソロを放っていたが、続く6回の第3打席にもライトへ打った瞬間それとわかる19号ソロ。打球速度は110.7マイル（約178.2キロ）飛距離は400フィート（約121.9メートル）だった。5月5日以来となる1試合2発だが、2打席連続は今季初。「ミスター・ジュン」と呼ばれる力を存分に発揮した。

　大谷の前日までの打撃成績は275打数84安打44打点17本塁打、打率.305、OPSは.948。6月に限れば13試合で51打数11安打6打点3本塁打、打率.216だった。昨年の6月は打率.394、15本塁打と大暴れするなど毎年のように大爆発する「当たり月」だったが、今季は苦戦気味。それでも6月11日（日本時間12日）とその翌日には16号、17号と2試合連続での本塁打もあり、当たり始めれば止まらない大谷らしさものぞかせていた。

　チームは12連戦の6戦目だが、本塁打の感触を取り戻しただけに、休みを求めず出場し続け、アーチ量産を目指すことだろう。ナ・リーグ本塁打ランキングでもトップのブレーブス・オズナに1本差と迫り、年間ペースも42.2本に。15個決めている盗塁と合わせて「30本塁打・30盗塁」はもちろん、史上6人目となる「40本塁打・40盗塁」も十分に達成可能な数字だ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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