【MLB】ドジャース1-3レンジャーズ(6月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)
スター集団・ドジャースが誇るMV3も形無しだ。ドジャースの大谷翔平投手は昨年のワールドシリーズチャンピオンチームであるレンジャーズとの対戦に「2番・DH」で先発出場を果たすも、4打数ノーヒットに終わり、チームも1-3で敗れて連敗。中でも8回裏の攻撃ではレンジャーズのベテラン投手にしてやられてしまった。
【映像】MV3がキリキリ舞い…39歳右腕の落差特大・ナックルカーブ
ドジャースが2点ビハインドで迎えたこの回、逃げ切りたいレンジャーズはセットアッパーにロバートソン投手を起用。かつてはヤンキースで伝説のクローザー・リベラ投手の前を投げるセットアッパーとして活躍するなど、これまでに通算793試合に投げてきた大ベテラン。39歳になった今季も熟練の投球でこれまでに28試合に登板して、前日の試合でもベッツ内野手、大谷、そしてフリーマン内野手から三振を奪う好投を見せていた。
だが、この場面ではなかなか制球が定まらず、先頭打者のビジオ内野手に死球を与え、続くバーンズ捕手にはライト前ヒットを献上。無死一、三塁というピンチを招いてしまった。
ここで打席に入るのは1番のベッツ。ドジャースからすればこのベッツ、大谷、そしてフリーマンの“MV3”の誰かが長打を打てば一気に追いつく。地元ファンは楽しみにして見ていたことだろう。
しかし、ここでロバートソンは本領を発揮。まずはベッツ。前日の試合同様にナックルカーブとカットボールでベッツを翻弄して2日連続で3球三振に仕留めると、続く大谷もリベラ直伝のナックルカーブを決め球に用いて空振り三振。ちなみに大谷に対しても2日連続の3球三振とその威力をまざまざと見せつけた。
最後は3番のフリーマン。前日の試合では粘りに粘って三振に打ち取った形だが、この日のロバートソンは打つ気満々のフリーマンに対し、カットボールを連続で投げて2球ともファウルとして早々と追い込むと、3球目のシンカー以外はすべてカットボールとナックルカーブのみで攻め立てた。
そして5球目、ロバートソンが投げたのはここまで2打者を三振に葬り去ったナックルカーブ。ここでも鋭く落ちた魔球にフリーマンのバットは空を切り、空振り三振。MV3を相手に2日連続で三者連続三振に仕留める快投を演じ、ドジャースタジアムには悲鳴が響き渡った。
米サイト『baseball savant』によると大谷が空振りしたナックルカーブは44インチ(約112センチ)もの落差を誇るという。39歳の大ベテランは今後もドジャースにとって手ごわい相手になるだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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