【MLB】レイズ3-2カブス(6月13日(日本時間(6月14日))
6月13日(日本時間(6月14日)に米・フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールドで行われたインターリーグ、タンパベイ・レイズ対シカゴ・カブスの一戦で、カブスの2者連続の初球セーフティスクイズが、野球ファンの間で注目を集めている。
0-0の同点のままで迎えた5回裏・カブスの攻撃、無死一、二塁の場面で、打席に立った7番のパトリック・ウィズダムは初球に送りバントを決めて1死、二、三塁と先制の好機に。すると続く8番のピーター・クロー・アームストロングは、初球、内角高めのボール球にいきなりのセーフティスクイズ。これが前進守備のサード、アイザック・パレデスのすぐ前へと勢い良く転がるゴロとなったものの、三塁走者のマイケル・ブッシュは本塁突入を強行。パレデスからトスでのバックホームとなったものの、この送球をキャッチャーのレックス・ジャクソンが捕りこぼし、ブッシュはセーフに。“2者連続の初球バント”という大胆な采配でカブスが先制点をもぎとることとなった。
あまりに意外な形で先制したカブスは、なおも1死一、三塁とレイズを攻め立てると、迎えた9番のヤン・ゴームズは、初球、外角低めに投じられた変化球を、これまたセーフティ気味にスクイズ。これが三塁側へと絶妙に転がる間に、三塁走者のニコ・ホーナーが生還。カブスは“3者連続の初球バント”、さらにいえば“2者連続セーフティスクイズ”という、稀に見る策でこの回に2点を奪うこととなった。
MLBの試合ではあまり見かけることのないこうしたカブスの攻撃に、日本の野球ファンも大注目。ネット上の野球ファンからは「なんだこの攻撃!?」「これは高校野球」「甲子園の常連校みたいないやらしさだな」「常総学院感」「みんなバントなんて上手くなさそうだけど初球で決めてるw」といった様々な反響が巻き起こっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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