【MLB】ドジャース2-7ロイヤルズ(6月15日・日本時間16日/ロサンゼルス)
普段はクールな指揮官も、まさかの緊急事態には大慌て。ドジャースの大谷翔平が「2番・DH」で先発出場したこの試合。先発の山本由伸が2回を投げ終えた時点で緊急降板するアクシデントが発生。ロバーツ監督が投手コーチからその異変を告げられると、自軍の攻撃中にもかかわらずベンチ裏へ急行。驚きと心配のリアクションを見せた。
山本は初回、3球で2アウトを奪い、3番・パスクァンティーノに四球を与えたものの、4番のベラスケスはサードゴロに抑えた。2回もメレンデスに初安打を打たれたものの、後続を打ち取って無失点ピッチング、立ち上がりは上々に思われた。
しかし2回終了後、ドジャースのブルペンでグローブが投球練習を始めると状況は一変。解説のAKI猪瀬氏は「あれ、グローブが…。いきなりどうしました?」と言及、同じく解説を務めていた岡島秀樹氏も「急に早く(肩を)作り始めましたよ」と驚いた様子。自軍の攻撃を見守るロバーツ監督へ、プライアー投手コーチが駆け寄って後ろから声をかける。ロバーツ監督はその言葉に驚いた様子を浮かべると、怪訝な表情でベンチ裏へ急行した。
この様子に視聴者も「なんでロバーツ怒ってたの」「山本なにかあったか」「ヤマモロうそだろ?」「肘やったか???」「山本緊急事態」と騒然となった。山本は2回限りで降板。その後球団は「右上腕三頭筋の張り」によるものだと発表した。
山本はこの試合まで13度の先発で6勝(2敗)、防御率3.00と好投。今季14度目の先発マウンドで7勝目なるかという試合だったが、思わぬアクシデントで降板となってしまった。自軍攻撃中に指揮官が急遽ベンチ裏へ下がるという、ただごとではない様子に視聴者も反響を寄せたシーンだった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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