【MLB】ドジャース3-0ロイヤルズ(6月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)
投手にとってはまさに悪夢の瞬間だった。ドジャースの大谷翔平投手に2打席連続アーチを浴びた相手投手が、驚きなのか、絶望なのか、マウンド上で目が点になっていた。
この日の大谷は1打席目でフォアボールを選ぶと、2打席目で自身4試合ぶりとなる18号先制ソロホームランを放つ。さらに第3打席では貴重な追加点となる第19号ソロホームランとまさに最高の結果を出した。
そんな大谷と3打席目まで対峙したのが、ロイヤルズの先発シンガーだ。シンガーは2023年のWBCでアメリカ代表に招集された右腕で、今シーズンもここまで4勝を挙げ防御率3.30とローテーションをしっかり守っていた。そんな実力者であるシンガーだが、大谷に2打席連続で一発を浴びた直後は一瞬グローブで口元を隠し「えっマジ…」といった表情で目を点にしていた。
シンガーは前の打席でシンカーを捉えられたこともあってか、この打席では逆の変化になるスライダーを初球に投じた。しかし、ものの見事に仕留められてしまった。シンガーはスライダー(44%)とシンカー(40.5%)の2球種が投球の84%を占める2ピッチピッチャー。その軸となる2球種をともに打ち返されたら為す術はない。驚き、そして絶望し目が点になってしまうのも無理はなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性