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【映像】めっちゃ嬉しそう!勝因を語る増田八段の表情

 将棋藤井聡太叡王(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)に伊藤匠七段(21)が挑戦する第9期叡王戦五番勝負第5局が6月20日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われている。ABEMAの中継には、今期から順位戦A級に初参戦している増田康宏八段(26)が出演。18日のA級リーグ初戦の勝因を「宿泊先を高級ホテルに変えたこと」と語り、嬉しそうな笑顔を見せた。

【映像】めっちゃ嬉しそう!勝因を語る増田八段の表情

 増田八段は、前期の順位戦B級1組を9勝3敗の成績で駆け抜け、初のA級昇級を決めた。A級リーグ初戦の相手は、前年度2つのタイトル挑戦となった振り飛車党のエース・菅井竜也八段(31)。対局は菅井八段の袖飛車となり「予想外の展開だった」というが、「自分の得意な展開になったので、それでちょっと行けるかなと思いました。最後まで良い流れで指せたので、初戦にしては上手く指せたかなと思いました」と白星発進を喜んだ。

 中継で聞き手を務めた脇田菜々子女流初段(27)から勝因を問われた増田八段は、「宿泊先のホテルを変えたんです」。名人3期で優雅な身のこなしから“貴族”の愛称を持つ佐藤天彦九段(36)が関西遠征の際に定宿としている高級ホテルに泊まってみたといい、“貴族”の気分を味わってから行こうかなって。優雅な気分を味わえたのが上手くいったんじゃないかなと思います」とはにかんだ。

 順位戦A級は持ち時間が各6時間とタイトル戦を除けば公式戦で最長の過酷な戦いとなる。増田八段は、「前日の過ごし方が大事かなと思って、ホテルをどうしようかなと考えていたところ、松尾(歩)先生から『天彦さんが泊まっているホテルがあるよ』教えてもらいました。部屋も広々していましたし、朝食もいろんなものがあって。そこに泊まってみたら良い結果が出たので、良かったかなと思います」と満面の笑みを浮かべた。

 あまりにも嬉しそうな増田八段の表情に、ファンも祝福。「まっすーかわいい」「すっげえ嬉しそうだなw」「それで勝てるならやすいもの」「夢があっていいな」「本人から聞いたんじゃないのかw」「まっすーよかったね」「この勢いのまま名人挑戦じゃー」など多くのコメントが寄せられていた。

 しかし、関西将棋会館は今秋に大阪府高槻市へ移転することが決まっている。縁起の良いホテルを定宿とすることが難しくなるとあり、「また天彦さんがどこに泊まっているのか、聞かないとですね!」と胸を躍らせていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】めっちゃ嬉しそう!勝因を語る増田八段の表情
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【中継】第9期 叡王戦 五番勝負 第5局 藤井聡太叡王 対 伊藤匠七段
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