【MLB】ロッキーズ7-6ドジャース(6月19日・日本時間20日/デンバー)
爽やか笑顔が実に魅力的と言われるドジャース大谷翔平投手だが、この試合で見せた表情の中で、最も話題になったのは、なんとも絶妙な“ふくれっ面”だった。1回の第1打席、ファウルを相手の美技でフライアウトとされた直後、一瞬見せた顔に現地実況も「Shohei's face」と声に出して大笑い。一瞬で日米のファンの間で注目されることになった。
ファンの中では「赤ちゃんみたい」「おもちゃ取られた子」などと例えられるほどの顔になってしまったのは、まだ日も暮れる前、初回の出来事だ。「1番・DH」で先発出場した大谷が1回、先頭打者として打席に入ると、初球をいきなり振りに出た。打球は三塁側のファウルグラウンド上空に舞い上がると、ロッキーズのサード・マクマーンが必死に追いかけた。前日には特大145メートル弾を打っているだけに、ここでアウトにするかしないかは大違い。マクマーンはフェンスに少しぶつかりながら、目一杯左手を伸ばしてネットぎりぎりのところでキャッチに成功、ファウルフライとした。
これを見ていた大谷の顔が、なんとも印象的。ファウルだけに走ることもなく、ただただそのままファウルになることを祈るばかりだったが、相手の美技によりアウトになってしまうと、貴重な打撃機会を奪われてしまったかのように、むすっとふくれっ面に変化。しかも一瞬ではなく、打球を見ている数秒、そのままの顔だっただけに中継を見ていたファンからも多数反響が起こることになった。
悔しそうでも苦笑いでもなく、なんとも絶妙なふくれっ面が大谷の心境を実によく表すシーンだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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