【MLB】ドジャース7ー2エンゼルス(6月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)
言われてみれば確かに納得、これは「野球外」の音だった。ドジャース大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、3回の第2打席に3試合連発となる23号2ランを放った。飛距離459フィート(約139.9メートル)で右中間席最上段へ。打った瞬間、球場全体が確信するほどの一発だったが、多くのファンが集まった球場に響き渡ったのが異質の打球音。現地放送席では、ついに普通に野球をしていては聞かれないものだと大笑いになった。
「カーン」と表現されることが多い野球の打球音だが、大谷のものは何か違う。衝突音、衝撃音、爆発音。どれも当てはまりそうで何かしっくりいかない雰囲気もある中、現地実況に思わぬヒントが隠されていた。放送席にいた1人が「打球音だけでワォ!ってなったよ」と驚くと、リプレー映像を見ながらもう1人が「ほら、違うんだよ。大谷の打球音はとにかく違うんだ」と再注目した。そして続けたのが意外なものだった。
「木製バットでゴルフボールを打ったことある?ゴルフボールを投げて打つと、ものすごく飛ぶんだよ。まさにその音。まるでバットでゴルフボールを打った感じ」。これには聞いていた側も大爆笑。ゴルフボールは野球の硬球よりも小さく、軽く、堅い。今はほとんど使用している人がいないヘッド部分が木製のクラブでも、男性であれば250ヤード(約228.6メートル)も飛ばせる人は珍しくない。仮に大谷が木製バットをフルスイングしてゴルフボールを打ったら、どこまで飛ぶか想像がつかない。
直近7試合で6発と大暴れの大谷だが、本塁打の飛距離は130メートル超が5本。21号(427フィート=約130.1メートル)を打った際には「たった130メートル?」と、普通であれば特大弾に含まれるはずが、あまり飛んでいないホームランなのではという珍コメントが飛び交うことにもなった。野球の世界にはなかった音を連日生み出している超強打者・大谷。次はどんな音を響かせて、どこまで飛ばすか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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