【MLB】ジャイアンツ5-3ドジャース(6月28日・日本時間29日/サンフランシスコ)
飛ぶ鳥を落とす勢いで打ち続けた"6月男"も審判には勝てなかったか…。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。3打数1安打で3試合連続安打を記録するも、球審の判定に苦しめられる結果となった。
試合はここまで5勝1敗と大きく勝ち越していたジャイアンツにサヨナラ負けを喫したが、それ以上に審判の判定にストレスのたまる試合となった。6月に入り打撃好調の大谷は、月間成績で90打数27安打、11本塁打、23打点、3盗塁、打率.300、出塁率.418、長打率.711、OPS1.129と絶好調。特に直近7試合では打率.391、OPS1.632、5本塁打、12打点と圧巻の成績を残している。
しかしこの試合では球審の判定に苦しめられることになる。プレーボールと同時に第1打席を迎えた大谷は、ジャイアンツ先発のウェブ投手と対戦し見逃し三振を喫したが、ウェブが投じたボールのコースを見るとすべてストライクゾーンから離れたボールばかり。なかでも3球目は外角高めに外れたボールでソレア捕手がフレーミングをしてもストライクゾーンにかすってもいなかったが、それでも主審を務めたヒメネス球審はストライク判定。
3試合連続となる先頭打者本塁打のチャンスをふいにする形になり、判定が不服だったのだろうか、ベンチに戻る際に大谷は鬼のような形相を浮かべながら戻っていった。その際、視聴者からは「仏の大谷さんも怒るわな」「大谷さんよく我慢したな」というコメントが飛び交った。
さらにひどかったのが3回表の第2打席。第1打席の判定を踏まえたのか、ウェブは外角を中心にした投球を展開。大谷も最初の2球はボールと判断して見送ったが、3球目は外角低めに落ちるチェンジアップをストライクと判定される。このチェンジアップが投じられたコースを見ると外角の低め。本来ならばボールと判定されるコースだったのだが、この審判の判定には解説の長嶋一茂氏、西岡剛氏ともに「これはひどいよ」「さっきの打席に続いてこれはないね」とヒメネス球審の判定に苦言を呈するほどだった。
微妙な判定に苦戦した大谷はこの打席、5球目のシンカーを叩いてセンター前に抜けるかという当たりを放ったが、これは相手ショートのアーメッド内野手に阻まれ、ショートゴロとなった。ドジャースファンからしたらフラストレーションの溜まる判定を繰り返したヒメネス球審に対し、視聴者も「また出たよ」「球審代わってくれ」「これはふざけてる!」と、ブーイングの嵐となった。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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