【MLB】ジャイアンツ 7-14 ドジャース(6月29日・日本時間30日/サンフランシスコ)
“ミスター・ジューン”大谷翔平投手の本領が発揮された6月となった。月間で29安打、12本塁打、24打点と圧巻の成績を残し、月間MVPの最有力と言われる6月男は何が変わったのか。解説者・糸井嘉男氏が好調・大谷を分析した。
現地6月29日(日本時間6月30日)に行われたジャイアンツ戦で、「1番・DH」で先発出場した大谷は、1死ランナーなしで迎えた3回の第2打席で第26号ソロホームランを放った。得意とする6月に12本目となるアーチは、サンフランシスコの青空を切り裂く大きな一発。この試合で解説を務めた糸井氏は、大谷のホームランに好調の理由を見たようだ。
大谷のバッティングについて「3割打っている理由がわかります。甘い球をしっかりと長打にできている」とコメントした直後にホームランが飛び出し「うそ?芯ちゃうでしょ」と驚く超人・糸井。このホームランについて感想を求められると「スイングが全部ハードスイングしていた。ボールも甘いところ来ていたし、もしかしたらと思っていたが、甘いところを仕留められました」とコメント。大谷のハードスイングが1つのポイントだと明かした。
実際にこの打席で大谷は、初球の84.8マイル(約136.4キロ)の外角に投じられたスライダーをフルスイングする。続く93.6マイル(約150.6キロ)の内角へのストレートにもフルスイングするなど、いつものようにストライクゾーンのボールに対して強くスイング。
3球目のボールを挟んで、そこから2球続けて外側にストレートが投じられると、ここはうまくカットしながらも、やはりスイングに力はある。まさに糸井氏が言うような「ハードスイング」を見せていた。
すると6球目、85.6マイル(約137.8キロ)のスライダーはど真ん中に入っていく甘いボールに。待ってましたとばかりにフルスイングで捉えた打球は、打球速度109.7マイル(約176.5キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)、対空時間約6秒という驚愕の一発となった。
絶好調だった6月は、101打数、29安打、12本塁打、24打点、打率.287の成績を残した大谷。ホームランランキングではナ・リーグトップに立ち、2位のブレーブス・オズナには5本差をつけている。リーグを跨いでの2年連続ホームラン王に期待がかかる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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